クルドしおり プロジェクト
キャッチコピー
COCOSHIBA
クルド しおり
ココから 知ろう
サマリー
「社会貢献をしたいけれど、どこでどのようにしたらよいかわからない」という方は大勢いらっしゃいます。気軽に寄付できる手段、在日クルド人の情報を広める手段として、この「クルドしおり」を是非ご活用ください。
はじめに
私たち跡見学園女子大学マネジメント学科は2022年夏、「Antenna Books & Cafe ココシバ」さんにインターンで訪問させていただきました。初めは在日クルド人の存在を全く知りませんでしたが、ココシバさんにいらっしゃるクルド人の学生さんとお会いする機会があり、私たちと同世代の方たちが深刻な問題を抱えているということを知りました。それを少しでも解決したいと思うようになり、この「クルドしおり」を製作するに至りました。このサイトを通して、より多くの方にクルド人問題について詳しく知っていただきたいと思います。
クルドしおり プロジェクトとは
クルドの子供たちが描いた絵をモチーフにした本のしおりを販売し、売り上げの50%を クルドの子供たちの支援金として 活用します。
※集めた支援金はココシバさんの所有する「スペースとプラン」(週2回クルド日本語教室、オヤ教室などを行っています)の 教材費等に充てさせていただきます。
COCOSHIBA
クルド しおり
ココから 知ろう
クルド人について
皆さんは「クルド人」という方についてどれぐらい知っていますか? クルド人とはクルディスタンスと呼ばれるトルコ、イラン、イラクなどにまたがった山岳地帯に居住し、ペルシャ語系のクルド語を母語とする民族の方々です。日本に暮らすクルド人は主にトルコから差別・迫害を逃れてやってきました。内戦により被害を受けた方も少なくありません。「国を持たない世界最大の民族」であるクルド人は不安定な世界情勢の中で、いまもその生活を送っています。
ココシバさんとクルド人の関係性
ココシバさんのある川口市を中心に約2000人のクルド人が暮らすと言われています。現在、在日クルド人問題は大きな問題を抱えています。具体的にはビザ(在留資格)の取得が困難であるということが挙げられます。ビザがないと働くことができず、健康保険にも加入できず、学生は受験をして合格したとしても入学できるとは限らないなどの問題が発生します。 このような現状を少しでも変えるべくココシバさんではクルド関連のイベントを数多く行っています。例えば「クルドスイーツパラダイス」。このイベントではクルド人のお母さん方が作っているクルドのスイーツを楽しむことができます。スイーツという大きな入り口から多くの方に知っていただこうというものです。また「オヤ教室」も開催されています。オヤとはクルドの女性たちがスカーフの縁飾りなどに使うレース編みですが、毎回満席の大人気イベントです。
最後に
ここはあくまで出発点でしかありません。
在日クルド人が当たり前の生活を送れる
世の中へと変わるよう、皆様のお力を貸して
いただけると幸いです。